隔離スレSS総集編Vol.7

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作者
名も無き冒険者
出所
(隔離3)454-456
登場人物
ガッデム
監督

『今度一緒に食事に行きませんか?日ごろお世話になってる監督さんにお礼がしたいんです』

突然といえば突然の、ガッデムからの誘いだった。
正直な所監督はガッデムの事が苦手であったが、TTIプロダクションにとって大切な投資者
からの誘いを無下に断る事も出来ず、愛想笑いを浮かべて曖昧に返事を返した。
ところがガッデムはそれを了承と受け取ったのか、先日改めて具体的な日時を指定した誘いを
受てしまった。
監督はやむを得ず気乗りしない足を約束の場所へ向けた。
食事中も始終くだらない話を続けるガッデムに内心辟易しながらも、監督は愛想良く対応し、
この会食は無事に終わるはずであった。
ところがガッデムは、食事を終えて懇ろに感謝の意を述べて立ち去ろうとした監督を、
あろう事か自宅へと誘ったのだった。
監督は何とか誘いを断ろうとしたが、いい酒があるから是非にといって、強引に家まで連行
されてしまった。

まずまずの酒を舌の上で転がして時計を見つめ、そろそろだろうか、と監督は考えた。
酒の味は悪くなかったが、結構アルコールがきつくて、勧められるまま飲むうちに酔いも
回ってきたし、時間も遅くなってきた。
話も一区切りついたようだし、ここが潮時ではないだろうか。
「ガッデムさん、そろそろ私はお暇させていただきます」
そういって立ち上がり、再度礼を述べようとガッデムに顔を向けた所で、監督は相手のその
表情にかすかな違和感を感じた。
「その前に、ちょっとこっちに来ていただけますか」
違和感の正体を酒に鈍った頭で考えようとした所に、ガッデムがそう声をかけた。
断りを許さないような、妙な迫力。
少しひるんで、奥の部屋をいくガッデムを追いかけて、監督はまたも妙な違和感を覚えた。
冴えない頭と、飲みすぎたことに苛立ちながら、こちらを待つガッデムに真意を問うべく
部屋に踏み入り、口を開いた、その時。

「いっ・・・!!?」
何の前触れも無く押し倒され、監督はとっさに身構えた。予想したような大きな衝撃は来ず
少しほっとしたが、ガッデムの不可解な行動と、ぎしぎしと大きく揺れる体の下の感触が
理解できずに目を白黒させる。焦る頭を必死に働かせてそこが部屋の入り口のすぐ横に据え
られたベッドだと気づくと同時に、まだ揺れている監督の体を押さえ込むようにガッデムが
伸し掛かった。
「監督さん・・・」
うっとりとつぶやくガッデムの潤んだ眼を見て、監督は青ざめた。今更ながらに頭の中で
警鐘が鳴り響く。
「なにをするんですか・・・!」
監督は自分が何のためにここに押し倒されているのか本能的に悟った。ガッデムの眼には明ら
かな情欲の色があった。荒い息をつく音が、なんとか頭を働かせようとする監督の耳に不快に
響く。
「何って・・・監督さんも私にこうされる事を望んでいたでしょう?」
「なっ・・・」
呆然とする監督に気づきもせず、ガッデムは乱暴に監督の服を脱がし始めた。監督は我に返って
慌てて抵抗する。
「やめてください!」
力いっぱい抵抗する監督の手を捕まえて、ガッデムはにやりといやらしい笑みを浮かべた。
「そういうのが趣味なんですか?」
「・・・・・・なにを・・・」
監督は一瞬言われた意味が解らなかったが、ガッデムが手にしたものを見て恐怖に身を振る
わせた。そのわずかな隙を突いて、ガッデムはすばやく縄で監督の手首を頭の上に纏め上げ、
さらにベッドの柱に固定させた。
脚で抵抗しようにも、太腿の上に載ったガッデムの体重にそれを阻まれて、もはやどうする事も
出来なかった。ズボンの上からでも顕著なガッデムの股間のふくらみが監督の下腹部を擦るのを
感じて、監督は信じられない思いがした。
目の前の人物が自分と同じ人間だとは思えなかった。なにか自分の理解の及ばない、未知の生物。
その認識が監督の恐怖感を増長させた。

ガッデムが監督の服をまくり、わき腹を撫で上げた。続いて胸元に、熱い、ぬめった舌の感触
がして、監督は吐き気がした。ぞわりと鳥肌が立つ。
しめった唇と舌の感触は、徐々に下へと降りていき、ねっとりと監督の乳首を舐め上げた。
「うぅっ・・・」
熱い息が唾液に濡れた肌にかかる、その感触。
ガッデムは舌で執拗に乳首をなぞりながら、手で体をまさぐった。
硬い股間のものが、太腿にもぞもぞと押し付けられる。
監督はあまりの嫌悪感に胸焼けを覚えた。
抵抗しようともがいたが、上に載ったガッデムの体はびくともしない。縛られた手首がひりひり
と痛む。何とかしようと思考を働かせても、恐怖と焦りでまともな考えは浮かばなかった。
やがてガッデムの手が腰のラインをなぞってズボンに掛けられた。体をずらして脛と脛をあわせ、
体を固定する事も忘れずに、太腿をなで回しながらもどかしげにズボンをずらしていく。
露わになったなえたままの監督のペニスを横目に、ガッデムは監督の内股に舌を這わせた。
監督は脚をばたつかせようとしたが、ききすぎのスプリングがぎしぎしと揺れてガッデムの膝が
脛に食い込み、痛いだけだった。
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